初記事がこんなにしょぼくていいのかな。
忘れないように、FCPでのP2,XDCAM EXのアーカイブ方法。
P2やXDCAM EX、最近だとAVCHDとかもですが
メモリーカードに記録するタイプのカメラが広く使われるようになってきました。
うちのお客さんも半分近くそうなってきたかもって感じだし、
自分自身もP2、会社のHVX-200で撮ることが多いし。
テープと違い、次に撮影の為にはメディアを空にしなくてはならないのが現状。
まぁ、お金が有り余っている人は、メディアを都度買えばいいだけですが、
さすがに無理!
ということで何らかの形でマスターデータを残したいとおもう今日この頃。
何度か、セミナーとかでも、
HDDに直接コピーだ!
とか
Bru-rayに焼くんだ!
とかいろいろありますが、
HDDに直接コピーすると、消去したいときにロックをはずさなきゃ行けないし
Bru-rayに焼くのは時間も手間もお金もかかる。
じゃぁ、どうするか、ってんで今までP2なりXDCAMなりをOSX付属の「ディスクユーティリティー」というソフトで「.dmg」のディスクイメージ化してきました。
でもね。
これ、FCPでも出来るんだね。
FCPでP2やXDCAM、AVCHDなどなどを取込むときは、「切り出しと転送」(シフト+コマンド+8)を使います。
ただ単に「切り出しと転送」ウィンドウを開いただけだと
こんな表示に
になります。
んで、
ここをクリックすると
カードごとの階層表示切り替わるんです。
んで、そのカード右クリック(もしくはcontrolとクリック)すると
こういうコンテクストメニューが出てくるのです。
これで、「ディスクイメージにアーカイブを作成」を選べば、後は保存先を指定して、おしまい。
時間はコピーの実時間かかるけど、
まぁ、それは仕方ないとしてね。
この方法のメリットは、特にP2のAVCIntraとAVCHDの場合。
この2つのコーデックで収録した場合、編集の為には
FCPが勝手にApple ProRes422系、もしくはAIC(Apple Intermidiate Codec)に変換されちゃいます。
AVC Intraでも100Mbps、AVCHDは機種によるけど、最高でも24Mbps位。
それがProRes422(HQ)だと190Mbps前後になるわけだから、かなりデータ容量を喰われるわけです。
なので、この方法で、まずはディスクイメージを作って、
カードははずしてそのディスクイメージをマウント。
データに欠損がないことを確認してから、カードは返却なり消去なり次の撮影に回します。
で、寝る前とか、テレビ見る前とか、出かける前とか
時間あるときに、NG抜きをしながら、変換するクリップを確定させる。
ここで、全部、ってのは極力避けましょう。
元のデータと合わせてすんごい量になるからね。
しかも、ディスクイメージがあればいつでも復活出来るし。
ただ、ひとつだけ注意は、取込むカードメディアの名前。
レンタルのカードとかだと、たいてい「UNTITLED」もしくは「NO NAME」だったりします。
このカードメディアの名前、Mac OS X的にはボリューム名なんだけど
これがそのままFCPのリール名になります。
なんで、面倒でも、撮影前にリネームしておくか
危険はあっても、取り込み前にOSXで名前を付けちゃうかしておかないと後の管理が面倒。
ディスクイメージのファイル名にも反映されますので、ここはシビアに頑張った方が後々無難。
ボリューム名変えたところで、クリップ消えたりしないし。
初めまして。FCPについて初心者で、AVCHDのアーカイブについて調べていたらこのサイトに辿りつきました。
返信削除アーカイブについて書いてありとても勉強になりました!
そこで一つ疑問に思ったのですが、「SDなどのカードメディアの名前を変更しておいた方がいい」と書いてあるのですが、どのようにしたらSDをリネームすることが出来るのでしょうか?
私の持っているカメラ内でやるのかと思い説明書を読んだり、PCでやるためにはと調べてみたのですが、そういう話が出てこないので困っております。
よろしければご回答して頂けたら幸いです。
はじめまして。超亀レスでごめんなさい。
返信削除さて、ご質問いただいた件ですが、MacOSのFinder上で名前変えちゃえって無謀な話です。危険性は否定しません。
最近はもうめんどくて、ディスクイメージ化せずにコピーしてることが多い私ですが。。。