2015/02/19

基準・・・。(キャリブレーションセミナーやるよ)

基準、ってなんでしょうか。

ご無沙汰です、嘘つき田巻です(笑)


はい、今回は、モニターに関してです。色温度、色域、ガンマ。。。。パネル、自発光、透過、反射えとせとら。
今、ものすごくたくさんの画面に囲まれて生活している訳ですが、普段はそんな気にしないよね。ですが、DaVinci Resolveでグレーディングをしていると、気になりますよね〜。
「今自分が調整している映像がちゃんとよそでも再現されるのか。」
単純には、モニターはキャリブレーションしましょうね。って話です。


ですが、じゃー、どんなモニターでどんなキャリブレーションすればいいの?ってことですが、詳細は2/25のセミナー後に書こうかなw

なので、みんな来てねwまだ1回目の方が空き多いようですw

詳しくはこちら
CalMAN Studioキャリブレーションセミナー開催




で、わざわざ告知がてら書いたのは、悩んでいるからです。

映画をやるときは、最終的にDCPになる、っていうので、
厳密にDCIから定義が出ていまして、それに従えば良いのですね。

で、Webは諸説ありますが、自分はsRGBにあわせりゃいいでしょ、って思ってます。

D65でガンマ2.2ですね。でカラースペースはsRGB。

問題は、それ以外です。まーテレビっすね。さすがに、もうD93なんて言わないよね?(笑)


SD時代は、まだしも、HDはRec.709でしょ?そしたらD65やん。

って思いはするのですが、まだまだ根強くD93派はいらっしゃいますね。
でも、市販のテレビもさすがにSONY以外は9300Kほど、色温度たかくないべ。

で、最大の悩みはガンマ。


難しいこと省くと、今、制作用のモニターのガンマ、Rec.709だと3種類言われているんですよね。2.2、2.4、BT.1886(と、ヨーロッパは2.35推奨説もあります)


おーい。どうにかしてくれーw。


めんどい。じゃなくて、これもうお手上げw。

正直、どれでもいいんですよ、グレーディングするなら、でも、統一してほしい。
ってのが本音。
ちゃんとあわせてキャリブレーション出来てさえいれば・・・。
制作時に見えていたものが、視聴時に再現できていれば問題ないのです。

で、田巻はどうしているか、まー、時と場合によりですが。。。。


最近出てきたBT.1886とかも調べていると、今のところは、放送、パッケージメディア用にはBT.1886で、でsRGB環境でずれて見えるなら、2.2用にYouTubeむけ(ていうかWEB向け)には再度調整なのかなと思っています。


ただ、一個愚痴w


ここまで、基準があやふやなのどうなの?って。

とくにガンマ問題ちゃんと意識してる制作陣どんだけいるの?
それ以前に、D93って言ってる人、なんで?
てか、その理由に挙げられる、Rec.709に準じたモードを標準として搭載しないテレビメーカーなんなん?
絵作りなのか、なんなのか知らんけど、信号勝手にいじくってしまうテレビって、
制作サイドへの冒瀆なんじゃないのかしら。
せめて、標準モードつくろうぜ。

日本のコンテンツを海外に売ろう!ドラマを、映画を!ってさ、

作ってる側、アメリカのテレビ意識してる?アジアは?ヨーロッパは?
国際標準の環境で視聴されること視野に入れて制作してる?

「自分が作ったものを、そのまま見てもらいたくないの?責任もてよ!」


と思います。極論ですが、国際標準を遵守しないで、どう見られるかを考えないで制作してて、

海外で売ろうっておかしくない?

D93、ガンマ2.2でカラコレしたドラマの夕焼け、アメリカで見たら、

めっちゃ真っ赤っかよ。
それでいいの?みたいなw

という愚痴はここまでで、あ、あと。

HDMI入力8bitしか用意しないでHDRだ!ハイコントラスト、色域拡張ってのも疑問でかい。
そりゃま、UHD 60pだと、8bit 4:2:0で勘弁して、とかならわかりますが、だから、HDも8bit 4:2;2って。。。。

なんて刺激的なお話はしないと思いますが、みんなセミナー来てね、無料だしw

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