2015/12/27

AppStore版DaVinci Resolve 12 Studioにご注意



はい、おひさーしぶりです。


といういつものご挨拶ですね。さて、ここのところ、話題持ちきりのAppStore版DaVinci Resolve 12 Studio。

当初は日本法人も事実を知らず、海賊版じゃね?なんて噂もありましたが、正真正銘のBlackmagicDesign製のDaVInci Resolveのようです(笑)

ぱっと見、今までの有償版の半額という値段に魅せられてしまうかもしれませんが、田巻は登場直後から違和感を拭えませんでした。

安いじゃん?なんでダメなの?と思いの方も多いかと思います。
でも田巻には、なぜこの時期に、こんな仕様でAppStore版なのかがよくわからないのです。

まず、結論から先に書かせていただきます。
AppStore版買うなら、無償のResolve12か、ドングル版が同梱されるカメラを買おうw
ということで、以下に、現状のResolveのSKU?種別と大きな違いをまとめ、
考察をつらつらと。



2015/12/12

【ステマ】Resolve12でのMediaComposer向けデイリーワークフロー

はいはい、お久しぶりです。
InterBEE以来地下に潜っておりましたw

嘘です。

さて、またステマです。
2016.1.10スタートのWOWOWドラマW「撃てない警官」
田辺誠一さん主演で、監督は長崎俊一さん!
撮影技師は今井孝博さん!

撮影はAカメ、Blackmagic URSA EF。BカメはBlackmagic Production Camera 4K!
メインが全編URSAって女くどき飯いらいじゃねーかなw

田巻は、カメラの貸し出しと、毎日のデイリー。最後のカラーグレーディング&オンラインを担当です。

ってことで、ブスと野獣の時もちょろっと作業風景を公開しましたが
今回は、戯れにスクリーンムービー。
とある日のデイリー作業動画です。

2015/11/17

InterBEE2015の予定!DRUG-Jオフ会も!

はいーーー。
忙しさにかまけて本当にお久しぶりです。
そしてその間にこの時期が来てしまいました。
はい、明日20151118日から20日まで千葉は幕張メッセにてInterBEE国際放送機器展が開催されます!

田巻は毎年恒例のBlackmagicDesignさんブースでDaVinci Resolveの説明員として参加します。
InterBEEにいらっしゃる皆さん、よければお声がけしていただければ、Resolveやカメラのご説明させていだきます。
なんでも聞いてください!わからないことは開発に振りますんでw

そして、二日目19日の18:00からはFaceBook上でやっている、「DRUG-J(DaVinci Resolve User’s Group Japan)」オフ会も行います!
BMD側開発も招いての井戸端会議の予定です。
ご興味ある方はFaceBookのDRUG-Jを覗いてみてください。

と告知ばっかりじゃなんなので、先週リリースのDaVinci Resolve 12.1の新機能からきになる部分を!

Resolve Studio(有償版)でのリモートレンダリングへの対応
おおお、ようやく。試してみないとなんともですが多分これは有償版複数ライセンス。プロジェクトサーバがいるよね。
実現次第報告しまーす。

OS Xでのカラープロファイルへの対応
○環境設定でOS X 10.11 El Capitanでの10bit表示への対応
この二つで、ついにUI上の映像も信じられるものになるのか?
検証の必要はあるけど、ちょっと重要なアップデートかもですね。

○ブレードモード(エディットページでのカミソリツール選択時)クリップの選択が可能に。
かなりめんどかったら、素直に嬉しい。

○メディアストレージとメディアプールのソート(並び替えが)が改善。
○オーディオ出力にタイムコードをエンベデッド可能に。
よくわからんから開発に聞いてみます。

○スマートビンをクリップの種類(映像、とかマルチクリップとかオーディオとか)で指定可能に。
地味に便利。

○複合ノードの解除が可能に。
できなきゃダメやん!

○ネストしたタイムラインのグレーディングが可能に。
うーん、便利ではあるがそうじゃないの!!!!

という感じです。

InterBEEではここらへんも交えた実演、質問もOKです!

ではでは、いらっしゃるみなさま

幕張新都心でお会いしましょう。

2015/07/30

DaVinci Resolve 12パブリックベータリリース!

さてさて、パブリックベータリリースから数日が経とうとしている今日この頃。
まー、書かないわけにはいかんよねw

でもねー、忙しいんですよ。
はい。8/1からオンエア開始のフジテレビの深夜ドラマ「ブスと野獣」ってのにですね、DITとして参加しておりまして、酷暑の中連日ロケ三昧なわけなんです。
ちゃんと現場はResolve12つかってますよ(おいベータじゃんってツッコミはなしねw)

というステマはさておき、雑感的にまとめます。
新機能の詳細は、我らが石河大先生がまとめてくださっていますので、こちらをごらんください。

ということでResolve12。
今までは、Liteとリテール版でしたが、Fusionと名前を揃えたのかな、今回から
無償版がDaVinci Resolve 12
有償版がDaVinci Resolve 12 Studio
になりました。

新機能に関しての細かいのはおいといて、田巻的に注目なところを書いてみるか。
○Intel GPUでのOpenCL対応!
○編集機能のレスポンス!および編集機能自体の充実
○メディアマネジメントの強化、再リンク機能の搭載
○DaVinci Resolve Color Management
○ノードの整理!
○3Dキーヤー+マット調整
○カーブのベジェ曲線
○トラッキング機能の増強
○ProTools 向けAAF出力対応

って感じかな。

2015/07/21

簡易ショットリストの手引き

さてさて、局制にしては珍しくBMCCマルチなんてドラマに忙殺されている日々でございます。
8/1オンエア開始の「ブスと野獣」よろしくお願いしますw
BMCC 2台で現場でシーンごとにResolveでワンライトしてます。

というステマのもとに、今日はDIT的なお話。
DITつうか、素材管理ですね。

DITの業界標準ツールみたいに言われております、ドイツはPomfortって会社のSilverStack。
よくできたソフトですし、メディアからハッシュチェックしつつのクローニングや、LUTあてたり、コンバートしたり。

便利なんですけど、ライセンス形態やらお値段やら(昔はレンタルライセンスとかもあったのにさ)、毎日のように撮影してないとちょっと辛い金額だったりしますし、情報も少ないし。

ただ、SilverStackのよくできたところの一つに、「ショットリスト」とでもいいますか、
「撮済の一覧表」があるんですね。
てことで、FaceBookでもちょっと話題にしましたが、Resolveとエクセル(おらNumbers使ってるけど)で作る簡易ショットリストのご紹介。

2015/05/24

RapidCopyリリースされましたーーーー



はい、ご無沙汰です。
色々と忙しくてですね。

言い訳さておき、今日はソフトのご紹介でやんす。
ついに、AppStoreでの販売が始まりました!
こちら変態仮面などの映画でも有名な、変態の集まるポスプロの「L'espace Vision」さんが万を持してリリースのソフトでございます。

何をするソフトかっていいますと、ファイルをコピーするソフトです。
はい、それだけ。
んなの、Finderでぽいでいいやん。って声もあると思いますが、本当にそれでいいのかな。
ちゃんとコピーできてると思う?

MacOSのコピーは、実は結構トラブります。
コピー終了しても、実はできてない。
特に静止画連番やOMFなど細かい音のファイルを大量にコピーした場合、ハングアップしちゃったり、異様にスピード遅かったり。

しかも、コピーがちゃんとできているかどうかをOS側は確認していません。
昔は、情報を見るからビット数数えて、なんて方法をしていた方もいたかもですが、
いつのころから、これもOS側の機能で微妙にコピー前後で容量違って、え!みたいなことも。

それが、撮影済みのメディアからのコピーだとすると・・・。
はい、シャレにならないですね。
責任問題を問われる羽目になりますね。
劇映画の撮影済みで、コピーできてるはずが、できてなく、再撮影で数百万とかですね、まじで泣けてくるです。本当にきついですよ、あれ。もうね・・・・(以下自粛)


ということで、長い前振りを置いといて、
安全にコピーするにはどうしたら、よいか。

コピーしたら、ちゃんとデータを確認する。
はい、それだけですね。

そのデータのチェック、人間が手動でやるのもしんどいですから、
アプリケーション側にやってもらいましょう。

2015/04/15

【NAB2015】Panasonic、DVX200

お約束BMD篇の後は、やっぱこれよね。
DVX。

ここ数年、完全に沈黙していた、っていうか自分的には黙殺していたPanasonic、去年のVaricam 35あたりから、
ようやく重い腰を上げ始めたか、という印象。

個人的にはその昔、VX、PDと使って、その後のDVX-100,100A,100B。そしてHVX。相当お世話になりました。
そして自分的にはそこでほぼPanaのカメラとは疎遠にw

で、ようやくDVXシリーズの系譜を受け継ぐものですね。


HDがHVX200だったのに、4Kも200なの?
HVXを捨てて、DVXに戻ったのは面白い。

【NAB2015】BMD篇とりあえず。

はてさて、NABなのに田巻が静かだと言われておりましたので、ブログでも書きましょうかね(笑)
静かだったのはちょいと体調を崩しておりまして、一説では飲みすぎだろうと。
急性胃腸炎ってやつですね。胃と上行結腸の一部がひどく炎症を起こしてのたうち回っておりました。
おかげで5日も禁酒してますよ。そっちの方が事件ですよ。

はい、NAB2015、やっぱりBMDさんいっぱい出してきましたね。
すべてをまとめてるところ少ないから、とりあえず列挙。





16種、もはやタイピングするのも面倒なほどの凄まじい新製品攻勢。
以下雑感。

2015/04/01

今日は何も書きませんよ〜

いやー、やっぱりなんかしたくなりますが、そんな暇もなく。
そういえば、2年前1日だけ公開したこんな記事ありました。

うん、シャレになってねーな。
今思えば、ほぼ予言みたいになってるw

ま、もう時効よね?


2015/03/24

MV制作におけるLUTを用いたBMCCのRAW収録ワークフロー(という名の宣伝)

はてさて、前回も告知で、今回も告知かw
すみません。

映画やドラマの編集グレーディングだけでなく、田巻はたまに音楽もの、MVやライブ映像なんかを撮影したり、編集したりもしております。

なんだかんだMVは年に何本かやってますが、今年1発目でございます。
これね。
横井玲さんの「言えずじまい」という曲でございます。


都内のハウススタジオで、6時間くらいで、だだだーっと、ほぼ1テイクばっかりw
みんなで見て是非再生回数あげてね。
って宣伝だけじゃどうにも、なので、ちょっとだけワークフロー紹介解説。

2015/02/19

基準・・・。(キャリブレーションセミナーやるよ)

基準、ってなんでしょうか。

ご無沙汰です、嘘つき田巻です(笑)


はい、今回は、モニターに関してです。色温度、色域、ガンマ。。。。パネル、自発光、透過、反射えとせとら。
今、ものすごくたくさんの画面に囲まれて生活している訳ですが、普段はそんな気にしないよね。ですが、DaVinci Resolveでグレーディングをしていると、気になりますよね〜。
「今自分が調整している映像がちゃんとよそでも再現されるのか。」
単純には、モニターはキャリブレーションしましょうね。って話です。


ですが、じゃー、どんなモニターでどんなキャリブレーションすればいいの?ってことですが、詳細は2/25のセミナー後に書こうかなw

なので、みんな来てねwまだ1回目の方が空き多いようですw

詳しくはこちら
CalMAN Studioキャリブレーションセミナー開催


2015/01/27

共同通信社さん配信の報道に関して 続報

先日の、共同通信社さんの配信の報道に関して、進展がありましたので、こちらでご報告をさせて頂きます。

本来は、DaVinci ResolveやFCPX、Mac、またそれらを使って行う映像制作の技術的な話題を徒然に書き連ねるためのブログですので、今回のご報告もまたイレギュラーである事をご理解ください。

前回の投稿時にはこれほどの反響がある記事になるとは思っておらず、自分でも甘さを痛感致しました。
こんなにもたくさんのコメントを頂く事になるとは全く想定しておりませんでした。
ひとつひとつに返信出来ずもうしわけございません。

ですが、やはりこのブログは「映像屋のざれごと」なので、こういった話題は今回限りで終わりにしようと思います。
合わせて申し訳ございませんが、コメントは一定期間承認制にさせてください。

さて、後日談です。
友達、仲間たちからもたくさん連絡をもらい、色々と考えて、
25日日曜日の夕方、再度共同通信社さんに連絡をメールで入れてみました。

要約としては、
記事として配信されたものには大きな誤りがある。
自分の意図した発言と180度逆であり、映像制作に携わる人間としては、
この間違いは許容出来るものではなく、自分の評価を落とし、営業を妨げるものである。
よって、速やかに、記事の訂正、謝罪、経緯の説明を求める。

というものです。(もっと長ったらしく書いたけどね)
日曜日だし、そんなすぐ返事は来ないだろうな、と、
気晴らしも兼ねて、呑みにいこうとしたバス停で、電話がかかってきました。

共同通信社さんからでした。
内容としては、
「ご迷惑をかけて申し訳ないです。詳細を調査してから、明日ご連絡させてほしい。」
ということでした。

2015/01/23

共同通信社さん配信の報道に関して。

お久しぶりの更新が、こんな内容ですみません。

うーん。
さすがに参った。

一応、こういうつもりだったんだけどね、っていうのを書いておいたほうがいいかなと思います。

2015/01/02

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。
とてつもなくお久しぶりな更新になってしまいました。

今年もゆるゆると不定期ながら更新していこうかなと。
昨年は、DaVinci Resolve11が日本語化をとげ、一気にユーザー数も増え、いろいろなところでお話をさせていただきました。
これからはさらにいろんな方がResolveを触って行ってくれるのかなと。

FaceBook上のDaVinci Resolve User’s Group Japan(DRUG-J)も500人を突破し、関心の高さを切に感じております。

日本語の情報が少ない中、これほどの注目を集めているソフトウェアは数少ないのかなと。

さてさて、個人的に2014年はとても大変な年でありました。
年始早々本当にみなさまにご迷惑をおかけいたしました。

お仕事の面では、Resolveの伝道師的な立ち位置でセミナーやらデモややらせていただき、また、Blackmagic Cinema Cameraをはじめとした、ファイルベースのLOG,RAWのワークフローでさまざまな方と知り合えたことも大きかったかな。

映画やドラマなど、もともとのフィールドとしていた部分と、もっと古くからちょろっとやらせていただいていた、ライブものPVものといった音楽映像の部分でも面白いことをたくさんやらせていただきました。

PVとしては、このスタートライン。