2011/10/02

カラーグレーディング

お久しぶりです。気づいたら10月です。
死にそうに忙しいんで、どうでもいい戯れ言を。

仕上げについて。
まぁ、いまさらこのblogで本名を伏せても仕方ないのでw、
ここ数年、田巻源太名義でさまざま映画に参加させていただいています。
多いのは、オンライン編集から、カラーグレーディング、そしてダビング、HDCAMオトシまでの部分ですね。
いわゆる仕上げ。

業界的には、FCPがFCPXとしてリニューアルしてしまったせいもあり
かなり過渡期にはさしかかっています。
FCP7を使い続けるのか(5とか6の人も結構多いですけど)
それともAVID MCやPremiereに行くのか。

まぁ、個人的にはFCPX推しですけどね。

で、仕上げです。

2011/07/23

【Resolve】Resolve Lite登場&3Way

世間はLionな話題で持ち切りですが、個人的に映画のロケに突入していることもあり、いつになったら触れるのか、当分はやる気持ちにさよならいおんな感じです。


ついにBMDからDaVInci Resolve Liteが登場しましたね。
日本語サイトはまだかわってないみたいですが、サポートサイトからダウンロードできます。


早速ダウンロードして、現在お仕事で使っているMac Book Pro 6,1。一世代前のマシンにいれてみました。GPU的にはNVIDIA GeForce GT330M搭載型なのでOpenCLではなく、CUDAでの対応になりますね。
パフォーマンス的にはCUDAの方が有利なんですよね。
現行のMBPでどうなるかは疑問。


使ってみた感触は。。。。。。。。
まんまResolveですよ。



2011/06/28

【FCPX】ショートカット一覧PDF作成!完成

デスクトップピクチャ用途に作りました1920*1200です
Final Cut Pro Xは機能の一新にともない、ショートカットも結構かわってますね。
個人的にも結構使う機能がかわっちゃっているので、大混乱。ということで自分で覚えるように、キーボードでお絵描きしてみました。シングルキーと2キーと3キー同時押しです。参考までに欲しい方持ってっちゃってください。
ちなみに、JIS配列なのは、会社のMacがJIS配列だからです。USご希望の方は、ご連絡を。要望が多ければ作りますです。こちらにあるのはJPEGです。
PDFはここをクリックして落としてください。A4にそのまま印刷できるように作っています。

なお、定番ですが、この書類は私が個人で作成したもので、Appleから何かしらの許可を頂いているものではない非公式のものです。情報はマニュアルをベースにしておりますが、情報の正確性は保証致しかねますので、ご了承ください。間違いや希望等ありましたら随時ご連絡いただけますと幸いです。

追記、プリントしたら思いのほかこまかったんで横にしました。。。
ひとまず完成です。コンビネーションキーはほぼ自分が使うであろうもの優先です。あんまり使わなそうなのは無視してます。
改造して使いたい方はココからイラレCS5の形式でダウンロードできます。
紙用、デスクトップ用2種類のAIとJPGが入ってます。
ご利用は自己責任でw

【FCPX】GPUの要件、結構厳しいね。

自分の使っているMacProがQuadro 4000 for Macでなんらストレスなく動いているので実はあまり気にしていなかったんですが、FCPXのインストールの必要要件となっているGPUの縛りって、結構厳しいですね。詳しくは公式情報をごらんください。
(ほかにも続々ドキュメントが日本語化されていますね)

一部抜粋して、
いいよね。無断転載ですが、別に非難しようとかじゃないし、どちらかと言えば周知な訳ですし、ごめんなさいですが、けっこうこれではじかれるユーザ出てくるのではないでしょうか。

MacProであればGPUは差し替えられますが、それ以外だとマシンごと買い替えないとFCPX使えないってことになりますし。

あぁ、せめてFCSをまだ数年売り続ければいいのになと思いますけどね。
実際、SIさんたちは現在在庫集めに必死に奔走されていますね。こないだも中古でいいから譲ってくださいって打診が。。。。。それどうなのでしょうか(笑)

【FCPX】インストールは、別パーティションを!!!

 自分は、仕事の環境もあるので、当たり前のようにやってたことが実は、結構トラブルの元だったんですね。これからFCPXをインストールする方はご注意を!
アップルから公式情報が出ています。

 FCPXをインストールするには、可能であれば、FCP7が入っているHDDとは別のHDDを用意して、OSからクリーンインストールするか、パーティションを別に切ってOSごとコピーを取ってから、FCP7とFCPXを別のシステムにインストールして下さい。

 とのことです、一番おススメできないのが、そのまま一つのハードディスクに同居させることらしいです。って、いまさらかと。もっと大きく扱うべきなんじゃないの?

2011/06/25

【FCPX】XML、マルチカム実は搭載(の予定)、追記有り

NYTimes.com:David Pogue氏によるFinal Cut Pro Xに関するQ&Aを公開 - MACお宝鑑定団 blog(羅針盤)
アップデートで対応する様になるみたい。問題は時期だよね。
Lionリリース以降でそのアップデートはLionじゃないと駄目とかありそう。

あいかわらず、OMFは切り捨てなんですね。Automatic Duck Pro Exportで出してくださいとな。XMLが復活で、ちゃんとビデオI/Oも対応するなら、必須の追加はProTools対応くらいだもんな。
でも、QuickTime出力に実はCompressor必須でDuckもいるとなると、結局、合わせて10万コース。仕方ないか。

まぁ、ちゃんと少しは業務ユーザのことも考えてはいるみたいですね。ひと安心です。

と思ってたら、Twitterで大先輩が、「XML出せるならFCP7経由とか」なんてつぶやきを。
おもろい。
できるのかしら。ふふふ。

2011.6.27追記
リンク先読むと、ProToolsへの音の渡しはどうやら搭載予定っぽいね。
どうやるのかはわからないけど、
 Apple says  it will restore this feature to FCP X.」
ってかいてあるですね。

【FCPX】GENART,Sapphire Edgeとしてリリース予定

定番中の定番(でももってないけど)なプラグインであるGENARTのSapphireが「Sapphire Edge」としてFCP X対応だそうです。

現在トライアルのプレ登録募集中。Red Giantの対応次第では考えちゃうなぁ。

【FCPX】Automatic Duck Pro Export FCPでAAF出力可能!

 こっちも対応速いっすね。事前情報有ったのかな。
Automatic Duckの「Pro Export FCP 5.0」FCPXからAAFが出力可能になるそうです。

FCPXからProToolsやAVIDへ、編集結果を渡せるようになります。
FCPで映像を編集して、MAは外部のスタジオで、なんてワークフローは普通に広がりまくっていますので、これがあるとないとではもう雲泥の差ですね。
なお、今回からプラグインじゃなくて、スタンドアロンソフトです。FCPXのプロジェクト画面から、対象タイムラインをドラッグアンドドロップ。なるほどな。
この機能、もしかして他の製品も搭載できるのでは?特にBMDさん。
でも公式サイトだとProToolsしか記載が無いなぁ。

ただ、お値段が5万円。。。FCPXが35,000円。
なんか考えちゃうな。
ただ、DaVinci Resolveにも必需品になりそうなんで、買うかな。

【FCPX】FxFactory2.6対応

対応速いっすね。noise industries社のFinal Cut Pro向けプラグインプラットフォーム「FxFactory」がFCP Xに対応しましたね。全部じゃないみたいだけど。

つかってみよっと。

Final Cut Pro X。

今更感満載ですが、Final Cut Pro Xをインストールしてみました。他の方がいっぱいいっぱいレビューしているので、詳しい機能の紹介はいらないっすよね。

 ということで、私的な感想を並べると。「最高!&使えん」。っていう感じでしょうか。

 多くの否定的な意見の通り、ソフトウェア開発の系統的にはきっとiMovieを発展させたものなのでしょう。楽々編集的なものも満載ですし、しかも、FCP7のプロジェクトファイルは開けなくてもiMovieのプロジェクトは開けるしね。

○FCP Xには、マルチクリップ編集が有りません。
○FCP Xには、OMF、EDL、AAFの入出力機能がありません。
○FCP Xには、NTSCモニタへ映像を出力する機能がありません。
○FCP Xには、タイムコードをもとにバッチ取り込みする機能がありません。

 だから日本の映像業界的にはつかいものになりません。
確かにその通り、だから、「使えん」というのです。

 ですが、数日使ってみて、「これはいい!」と思えるんですね。

2011/06/18

キューランプ 自作

会社のスタジオは15畳くらいの編集室で映像のオフライン、オンラインに合成、カラーグレーディングまでこなせます。
また、映像だけでなく、Pro Tools HDを導入し、フルHDな65インチプラズマとGENELEC1032でMAまで出来ちゃいます。
しかも編集室の隣はブース兼オフライン編集室。
8畳くらいなんでMAX4人でナレ収録やアフレコ、簡単な楽器やボーカル収録も可能。

ミニマムミニマムな設備で最大限のクオリティをテーマに作ったのですが、ミニマムなスタジオにありがちなカフなし、キューランプなしでスタート。

カフはまだしもキューランプは痛い。。。。
で限界を感じてキューランプ作ってみました。

2011/06/11

夢想、Lion、Thunderbolt、Xsan、そしてFCPX

お久しぶりです。ほぼヤルヤル詐欺とかしている、予告を無視して前回と関係ないことを書き連ねようかと。

先日のWWDCでLionの詳細が発表されましたね。4月のFCPXの発表(?)そして、iMac,MacBook Pro搭載のThunderbolt。

Appleが実際どう考えているのかはわかりませんが、我らFCPでお金を生み出している、映像制作の人間としてはとても興味深い状況かなと。

Lionで一番驚いたのは、実はApp Store経由でのリリースやもろもろより、
◯Server版がadd onでしかも4,600円と廉価なこと。
◯Lion ServerはXsanのMDC機能が標準搭載。
◯LionはXsanクライアント機能が標準搭載。
◯Xsanがネットワーク経由で扱える。
という4点です。
はい、天邪鬼ですね。
さて、以下ぼやきと夢。

2011/04/25

BVM-E250初体験!次世代のマスモニとは?

予告は無視ですm(_ _)m
今日はマスターモニターの話題です。
今日、品川駅そばのソニー高輪オフィスで「TRIMASTER EL」のセミナーが開かれ、特約店さんからの案内で参加してきました。


有機ELを使ったマスターモニター。その実際の映像を見てきました。


率直な感想は「すげぇえええええええ、欲しいけどいらない。」(笑)


2011/04/23

【スタジオ紹介】Final Cut Proのポスプロ1「概念」

 なんかアクセス解析をみていると、「Final Cut Pro スタジオ」とか「Final Cut Pro ポスプロ」とかで検索されているようです。
 ということで、何回かにわたって、うちのスタジオでも紹介しましょうかね。今回は概念と出来ること、なぜ、の部分です。

 Final Cut Pro、言わずと知れた、Appleの映像の編集ソフトです。僕は1.2.5Jというバージョンから使い始めました。もう10年も前の話ですね。最近は映画、テレビ、PV、VP、映像という映像の世界で、価格や使い勝手その他もろもろの理由からものすごいシェアになってきています。NABにて新しいFinal Cu Pro Xの発表もあり、今年はなおさら話題の的でしょうね。

 さて、FCPが普及した大きな理由の一つに基本的にはMacとFCPの二つがあれば、オフラインはおろか放送、劇場公開のクオリティでの映像編集が出来るということだと思います。
 ですが、重要なのは、「技術的に可能だ」ということなんですね。ソフト自体の性能として可能である、ということと、本当に放送局に納品出来るものが作成出来る、というのは大きな違いがあります。前者はFCPの性能の問題。後者は「扱う人間が、きちんと技術を発揮し、納品物を作成できる」という成果物の問題です。
 テレビのディレクターさんたちや、低予算映画の監督さんたちの多くが、最終的な納品物の制作でとても困っていることが多いようです。

 いわゆるポスプロにもかなりのチェーン数のFCPが導入されるようになってきました。ですが、ポスプロの大多数はAVIDです。FCPでオフラインをしても、その後AVIDでオンラインをするにはEDL渡しでの再構成作業が必須です。多くのみなさんが、FCPのオフラインをAVIDに立ち上げ直すのに、1日から2日を使っているようです。

 もったいない。

2011/04/22

DaVinci Resolve 8 雑感

NABも終了して1週間。ようやく情報も集まってきたでしょうか。
Final Cut Pro Xは技術プレビューと言うこともあり、あれ以降何の情報も更新されませんね。
まぁ、6月リリースということはまだまだ時間もありますし、FCP以外のStudio製品がどうなるのかも興味深いですし、FCP X自体もまだ最終調整ということなんでしょうかねぇ。
App Store経由での販売となれば、パッケージ化するコストと時間は必要なくなりますからね。

さて、今日は「DaVinci resolve 8」の話題でも。
Blackmagic Designの公式サイトがリニューアル後、日本語の情報がまったく無し。作成中なのかな。
で、英語サイトとすでに頂いているプレスリリースから情報を拾って夢想です。

まずは価格。$999。
Version7が日本円で86,000円位で売られていたことを考えると、きっと価格は据え置きなのかな。
で発売時期が当初のリリースでは6月中だったのが、今週になって5月末に改定。
早く使えるのはうれしいことですね。無料版のDaVinci Resolve Liteも登場ってのは。。。

「DaVinci resolve 8」の新機能はたくさんあるようですが、
個人的に気になる、というか注目すべきところを。

・マルチレイヤータイムライン対応&Apple FCPのXMLの読み書きの対応。
・事前のクリップの読み込みがいらない(コンフォーム作業が不要)
・AVID Artist Color(旧Euphonix MC Color)への対応
・OpenCLベースのGPU処理にも対応

といったところでしょうか。

まだまだ細かい追加機能や、改善はあるのですが、自分が作業をしてきて気になっていたところ改善してほしいと思っていたところはかなりの確立で網羅されたなぁと言う感じです。

2011/04/13

【NAB2011】Apple「Final Cut Pro X」登場


おおかたの噂通り、先ほど、新しいFCP「Final Cut Pro X」が発表されましたね。
Xが10なら、8と9はどこいった?

ゼロから作り直しで、64bit,Cocoa, Core Animation, Open CL, Grand Central DispatchってなんかSnowLeopardの発表時のうたい文句な気もしますが、まぁ正統進化はいいことかなと。
開発の方針が、「image quality, organization, editing」っぽい。

$299で6月にApp Store経由で発売、らしいです。
業界壊す気か(爆笑)

Twitter経由での情報がメインなのであやふやですが、そのうち公式サイトにものりますよね。
不確定情報ということでアップしてみます。

UIはかなりiMovieちっくですね。
黒基調は映像ソフトとしては悪くないけど、若干透明感が。。。。
まぁなれるかな。

気になるところは、
○「バックグラウンド レンダリング」(勝手につけましたw)
レンダリング中の表示がなくなるということですが、ある程度のマシンパワーは必須でしょうが、ちょっと面白そう。
○4K再生、AVCHDやH.264(DSLRのだよね)のネイティブ対応。
ProResって。。。
○スタビライズ、ローリングシャッタ補正も自動、およびバックグラウンド。
○FinderやiTunesライクなスマートフォルダ。
○タイムラインも大幅変化、iMovieっぽく、マウスオーバーでジョグれるみたいね。
○タイムライン上での編集のバージョニング(クリップをグループ化してバージョン違いを埋め込めて、適宜切り替えられるっていうことかな)
○タイムライン自体のバージョニングも。
○メタデータ含めたキーワード検索の強化
○オーディオ関連も一新。外部録音との自動同期、ノイズリダクション、フェードツールの一新。
○キーボードショートカットの拡張(全機能に割り当てられる?今までも出来たような気も)
○タイムリマップツールの拡張、もっと直感的に引っ張ったり延ばしたりっぽい。
○色補正が進化っぽい。Colorが内包された?
○モーションも進化っぽい、Motionが内包された?
○てか、DSPは?Compressorは?Studioは?

まぁ、他にもいろいろ気になりますが、公式が更新されてからじっくり見ますかね。

2011/04/12

【NAB2011】BMD怒濤の新製品ラッシュ

震災後初の更新がこんな時期になってしまいました。幸い近親では大きな被害も受けず、会社もほぼ問題なく稼働できております。今なお続くこの状況で被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。

さて、アメリカではついに始まりましたNAB2011。
もう初日からBlackmagic Designさん(公式はまだ英語のみ)が飛ばしに飛ばしまくってくれています。

個人的にはもちろん、DaVinci Reslove 8の発表が一番気になるところではありますが、もう、それ以外もすごいですね。
BMD JAPANの広報さんが深夜にリリースをまとめて送ってくれたので簡単にご紹介。気になるものは別途書きます。

○「DaVinci Resolve 8」(マルチレイヤー、FCP XML対応、OpenCL対応)
○「DaVinci Resolve Lite」(ノード数やボードの数などの制限の無料版)
○「ATEM Camera Converter」(SDI,HDMI入力をFC変換、タリー、トークバックなどなど)
○「ATEM Production Switcher」(1M/Eコンパネ無しで25万弱!)
○「ATEM Television Studio」(SDI or HDMIで6chのHDスイッチャー&H.264 HDエンコーダー)
○「DeckLink 4K」(まんまですが、4Kプレイバック対応で6万円弱!)
○「DeckLink Quad」(4系統のHD-SDIって!開発向けとはいえ、スイッチャー作れるじゃん)
○「HyperDeck Studio&HyperDeck Shutle」(KiPro対抗?てかなぜ非圧縮?)
○「SmartView Duo」(なにげに欲しい、2連の8"LCDモニタ)
○「UltraStudio 3D」(ようやく出たかThunderbolt接続のビデオI/O)
○「UltraStudio SDI」(USB3.0版更新かな)

という怒濤のリリース。
ものによっては6月以降のリリースですが、うぅむ。
BMDは業界を壊すつもりでしょうか(笑)
気になっているのは、もちろんResolveですが、最近おしごとでUSTREAM配信をよくやるのですが、そうなると「ATEM Television Studio」「SmartView Duo」
がすっごく気になります。

ゆるゆると詳細を拾っていきます。
P.S
Blackmagic designの広報のAさんありがとうございました!
必死で英語のリリース読んでたんですけど、、、邦訳版あったんすね。

2011/03/05

【DaVinci Resolve】7D素材のタイムコードとEDLにやられる

短編映画を2本ほどいじってみて、Resolveのリアルタイム性とWaveとの連携による操作感に酔いしれていたのですが、若干怪しかったタイムコード問題。というかEDL問題に直面。

今回はPVでした。素材はCANON EOSの7D&5D。ディレクターさんが自身で編集。が、素材に問題が。。。撮影後に一度素材を渡されたのですが、なんと、撮影後のCFからMOVだけをコピーしたもの。
これじゃ「切り出しと転送」が使えない。。。ってことで、AfterEffectsだと思うんだけど、H.264のMOVからDVを作成してオフライン。

そう、「切り出しと転送」使えていないから、素材にタイムコードとREEL名が入っていないんですね。7D自体は記録する、MOVにTCとREEL名は記録しないのですが、「切り出しと転送」を使えば、プラグイン経由でProResへの変換の際に、TC&REELをつけてくれるんですね。

FCP→Resolveのワークフローは、編集済みのシーケンスをEDLにして持っていきます。カット編オンリーであれば、1本化したMOVでもいいんだけど、今回はPV。9割近くディゾルブな感じ。しかも、グレーディング後に試写でカット自体の修正がかかる確率超高し。。。

どうやらこんな場合は、Automatic DuckやBORISのFCPからAAFを吐き出すプラグインで対処するのが、一番っぽい。もしくはひたすら素材にTCを打ち込んでからEDLを書き出すか。。。

時間もなかったので、結局Apple Color&MC Color(現AVID Artist Color)でグレーディング。音は出ないし、リアルタイムじゃないし、レンダリングいるし。

結果、再認識。ファイルベース収録のカメラにおいての制作はやはりデータマネジメントが必須!。

といいつつ、そこにはギャラが必要なんですがね。。。

2011/03/01

【DaVinci Resolve】レビュー?その1 音声再生とリアルタイムの感動

スタジオ新設の目玉でもあるDaVinci ResolveとDDP。どちらもようやく本格的に稼働開始しました。
今回はDaVinci Resolve for Macの感想。もう圧巻ですね。
誤解を恐れずにいえば、できることはApple Colorと大差ないです。
(いや本当は全然違いますよ。えぇ、色をいじくるって初歩的なところでね)

うちの環境は、マシンがMacPro 4,1の2.93GHzの8コアモデルにメモリが2GB×6枚での12GB(メーカー推奨は6GB,12GB,24GBまぁトリプルチャネルってことかなと)。GPUがNVIDIAのQuadro 4000 for Macが2枚。ビデオI/OがBMDのDeckLink Extreame 3D+。コンパネはTangent Wave(レンタルで使うときだけ持ってきます)
と、Resolve for Macでは多分標準的な仕様です。
メインストレージはDDP 24Dの12TBモデルです。

ここのところ、短編映画を続けて2本作業してみました。
どちらもとても理解あるお客さんで、値引くからお勉強がてらDaVInciでやらせて!とお願いして、いきなり実戦www

2011/02/26

祝2冠!

昨年、自分がオンライン編集とカラーグレーディング、あとデータの管理やらもろもろをやらせていただいた、映画「ヘヴンズストーリー(公式サイト)」が、ベルリン国際映画祭で「国際批評家連盟賞(FIPRESCI prize)」「NETPAC賞(最優秀アジア映画賞)」のダブル受賞!

ちょっと古いニュースかな。
4時間38分にもなる本編は、スタッフ側としては。。。。まぁ大変でした。
もろもろの都合で、全編をApple Colorのみでグレーディングして、そのままバラクーダだからねぇ。

とにかくめでたし、めでたし!!!
今ならDaVinci Resolveでできたのに!

次回はResolveとやっと稼働し始めたDDPのお話でも。

2011/01/21

今日は大インストール大会

 というほどではないのですが、遅れに遅れていた、DDP 24Dがようやく昨日到着。
今日は午後から設置、インストール大会です。

が、しかしあまりにもでかいので、ラックにどうやって収めようか思案中。大型のRAID製品は、使い出したらまぁ、まずもって年単位で移動はしませんので(笑)製品の使い方としては需要度が高いのですが、置き場所としてはじゃまにならず、熱がこもらず、電気が安定している安全な場所に置きたいんですが、、、狭い。ロックオンさんと四苦八苦することになりそうです。

ついでに、宙ぶらりんになっていた、KONA 3を復活させ、ProToolsHDマシンにDeckLinkSDIを追加して、などなどまとめてやっちゃおうかなと。

これで半年がかりで行っていたスタジオ新設も終了です。
FCSベースのMac環境でDDP,ProToolsHD,DaVinciResolveというスパイスでちょっとは新しい遊びができるかなと思っています。さぁて、がんばるか。

腰だけは気を付けないとやばそうです。

そうそう、5,6TBのFTP&AFPサーバができました。もちろんインターネット経由でアクセスできます。使いたい人いる?
1ファイル2GBで1週間以内、なんてケチなことは言わないですよ〜。

2011/01/13

【webストレージ】格安webストレージ案

 DDP 24Dを導入にあたり、これまで使っていたハードディスク達の用途を入れ替えるように色々と思案中。

 DDP 24Dが12TB。もともとある4G-FCのRAIDが8TBが2台。バックアップ用途のXserveRAIDが5TB。
 非圧縮を求めない作業は基本的にDDPでこなしていこうと思っていますので、必然的に4G-FCが非圧縮のDASとバックアップに回るかなと。
 となるとXserveRAIDの扱い方をどうするか。いまどき、2G-FCのRAIDなんぞ中古にだしても買手がつかないか、激安か。

 そこで、社内で余っている旧型のWindowsのワークステーションをファイルサーバにしようと画策。

2011/01/12

【Resolve】DaVinci Resolve for Mac到着

明日以降に納品のはずのDaVinci Resolve for Macでしたが、代理店の方が入荷したものをハンドキャリーで届けてくれました!

ありがとうございました、フォト◯ンさん!
(ん?伏字の意味ないか)

さておき、明日以降、システムをクリーンインストールして、ビデオのI/OをKONA 3から泣く泣くBMDに入れ替えてと考えていたのですが。。。

性格柄待てません。
どうせ、Macは他にも稼動してるし、うん。ここは実験だ!
ということで、早速作業に。

2011/01/11

【EuCon】ProToolsHDとEuControlでバージョン問題が!再発

はい、やっぱり起きました。
今回、ProTools HDをPCI-XからPCI-eにクロスグレードしたわけなんですが、
購入時期のおかげで、ProTools HDのバージョンは、8.0.x 8.1 9,0,xの3種類を一度にゲットできることになったんですね。
で、エンジニアと相談の結果、当面は8.1で運用し、9.0.1は安定性を見つつ徐々に移行する。
ということにしたんです。
で、ロックオンプロさんとボードの取り替えっこ、そしてインストール。

はい、ProTools HD(多分LEも)でAVID MC Mixを使う場合、
EuControlのバージョンは2.5.5です。
まとめます。
PT 7〜8.1までは EuControl 2.5.5
PT 9以降はEuControl 2.5.6

どっかに明記してよAVIDさん!!!

【雑感】今週は新規導入三昧かな

さて、20代最後の年を迎えて初めての1週間は新規機材の導入ラッシュです。
予定では、今日、DDP 24D・DaVinci Resolve・ProTools HD(PCIeでVersion9)となるはずが、納品遅れで、ProTools HD(PCIeでVersion9)のみに。

残りも今週中にはというアナウンスです。
しかし、DaVinci Resole for Mac用にと購入した、NVIDIAのQuadro 4000 for Macは実は先週末に届いていたりして、この週末、化物の様なAfterEffects CS5と遊んでおりました。
MacPro 4,1に積んでみたのですが、鬼のように変わっちゃいますね。
もう、AEってこんなに軽いソフトだったっけ?
てか、AE CS5&Quadro 4000&Primatteがもう、鬼のようです。

詳しくは、全部が納品されて、システムもきちっと組みあがってからかなと思ってはおりますが、徒然に書いていこうかな。

アクセスログ見ると、結構、ResolveとDDPネタで検索されてるっぽいしなぁ。
しかし、Resolveの為とは言え、KONA 3からDeckLinkに切り替えるのは、未だに抵抗が。。。。

2011/01/01

謹賀新年

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

2010年はDSLR関連やRED関連などなど撮影機材絡みで新しい経験をいっぱいさせていただきました。
今年は、新年早々にDaVinci Reslove for Mac 7.1とDDPの導入が控えておりまして、編集機材関連で始まる一年になりそうです。

4月NABにて発表となるか、新FCSに期待をしつつ、AVID、Adobeも眺めつつ、より精進してまいりたいと思います。

第一四半期は、映画の案件が立て続けに予定されていまして、早速DDP&Resolveが大活躍しそうな予感大です。
会社としましても今年が正念場、案件も単価も向上させないことにはお話になら無い状況です(T_T)
skypeなどによる、FCPのリモートサポート業務も画策中。
いろいろと新しいことに手を染める一年になるかと。


個人的には、20代最後の一年ということもあり、10年スパンで計画を立てつつ、1年を走り切りたいかなと。
今後10年を占ういい機会かなと。

今年こそまめに更新していこうかなと。

よろしくお願いいたします。