我らがDaVinci Resolve 11がオープンベータになりました!
毎年のバージョンアップに驚かされながらも、今回はかなり気合い入ったアップデートとなっております。
ついに日本語(中国語も)にローカライズされ、かなり敷居が低くなったかなと。
ただし、追加された様々な機能をフルに使うには、かなりのマシン要件が必須になってきました。
今までのバージョンでは、GPUメモリが2GBあればどうにか使えましたが、R11ではさすがに3GB以上ないと厳しい。できれば4GB。
ということで、まともに動くであろうMacは、
MacPro:旧型はGPU換装で何でも来い、新型も特に問題なく動くでしょ。
iMac:2012,2013の27インチモデル。GPUのRAM 4GB
MacBook Pro:2012,2013の15インチRetina(でもGPUしょぼいから限定的)
Mac mini&MacBook Air:動かない
ってことでしょうか。
Windowsでは、CPU、メモリ、GPU次第なので、なーんとも。
Win7以上で(Pro 64bit)、Core i7、16GBメモリ、NVIDIA,AMDのVRAM4GB以上のカード。
ってところかな。
ある程度のパフォーマンスの足らなさは、R11はかなり進化した、レンダリングキャッシュモードで回避できます。「スマート」というモードでは、無操作5秒でキャッシュのレンダリングが始まります。そして今までDPXのみだったキャッシュも、今回からProResやDNxHDなどでマシンやストレージ、アウトプットにあわせて選べます。
MBPユーザにはかなり福音じゃないでしょうか。
そして、自分的にかなりうれしいのが、デュアルディスプレイ対応!
でか!
1920*1200二面だから、流行に乗れば、ハーフUHD?(爆)
ようやくです。
そして、あわせてスコープ(波形モニタ)の精度もパフォーマンスもあがりました。
シングルウィンドウだと表示しっぱなしにすると、ほかのUIの邪魔っていう謎仕様から一転。
デュアルディスプレイにすると常に出していても邪魔じゃないw
しかもギャラリーも一緒に動くので、メインウィンドウがかなりすっきり!
ただし、デュアルディスプレイ自体でGPUパワーをそこそこ使うので、MBPには。。。。
デスクトップでGPU自由にいじれる方にはもうすばらしいです!
とまー雑感です。
そのうち細かい解説しようかとも思いますが、日本語になってかなりわかりやすいと思いますので、あんまり詳しい解説いらないかなw
それと、わーいわーい、と喜んでいるあなた!
あくまでβ版です。
未発見の致命的なバグがあるかもしれませんので、
くれぐれもテスト環境としての導入を。
進行中案件でいきなり入れるなんて、、、、、バックアップきっちりとってからにしましょう。
いつも為になる記事を書いて頂きありがとうございます。
返信削除楽しく読ませて頂いております。
一つ質問があるのですが、Davinci Resolve11を使うにあたって、2012macproにGTX780やTitan Blackはつくのでしょうか?もしつくのであれば他に必要な物等はあるのでしょうか?
質問ばかりで申し訳ないのですがDavinciの為に新型macproを買うとしたらCPUのアップグレードはした方が良いのか、それともGPUのアップグレードだけで良いのでしょうか??
何卒宜しくお願い致します。
初めまして。
返信削除コメントありがとうございます。
2012までの旧型MacProに関しましては、PCIe Gen2 x16の接続のカードであれば、基本的には換装可能です。
ですが、電源供給に問題が出てきます。
MacPro内部には6ピンのGPU用電源が2つ用意されています。
GTX780 や Titan Black Editionなど6+8ピンの場合、電源供給が不可能ですので、換装はできません。
が、公式回答。
逆に、問題は電源だけですのでそれをクリアすれば換装できます。
自分は、現状GTX580 3GBで、足りない電源をPC用の電源を別に用意して内部に引き込み、解消しています。
詳しくはコチラ
http://metasan.blogspot.jp/2012/11/macpro2009-gtx580.html#more
ですが、こうなるともはや、BMD,Appleともに保証対象外の使い方ですのであくまで自己責任で。
そして、New Mac Proですが、可能なのであれば、アップグレードできる部分はアップグレードしたほうが幸せかなと。
DaVinci Resolveはその処理の大半をGPUにまかすので、画像処理自体にはそこまでCPUを用いません。
ですが、ProResのエンコードデコードや一部プラグイン、などなどCPU処理も少なからずはありますので、可能であればCPUも8コアや12コアの方がよいかと。
AfterEffectsやPremiereなど、GPUをうまくは使わず、CPU&メモリ命なソフトもまだまだありますので、そういったソフトを併用する場合はなおのことですね。
返信ありがとうございます!
返信削除とても参考になりました。現行のmacproを検討してみようと思います。
これからもブログ楽しみにしています!!
ありがとうございました。
現行最新の MacPro(2013)で、GPUを最速の デュアルAMD FirePro D700 にカスタマイズした機種の場合、MacOS 10.9.3 では Resolve10.1.5、11 が、まともに動かない可能性があるので要注意です。今、BMDフォーラムで喧々愕愕やってます。
返信削除↓
http://forum.blackmagicdesign.com/viewforum.php?f=11
うちはまさにその組み合わせのマシンで、OSが 10.9.3にアップデートされた途端、Resolve10.1.5 が5分置きにクラッシュするように… つまり実質、使えなくなりました。
MacOS X 10.9.4 のパブリックβ を入れたら使えるようになりましたが、OSもβ、Resolve 11 もβ というのはさすがに怖いので(笑)、11 は様子見中です。
MacProをフルスペックにするのは、良いことばかりではない「一例」です(=悪しき例は他にも多々あります。はぁ〜…(泣))。
raitank様
返信削除わざわざ情報ありがとうございます!!
それでは今すぐ現行macpro購入も一度考えなければいけないですね。
貴重な情報ありがとうございました!
raitankの兄貴、情報ありがとうございます!
返信削除まじすか?
あちゃー。
こっちだと問題なく動いちゃってるな〜。
なんだろー。
調べてみよーっと。