短編映画を2本ほどいじってみて、Resolveのリアルタイム性とWaveとの連携による操作感に酔いしれていたのですが、若干怪しかったタイムコード問題。というかEDL問題に直面。
今回はPVでした。素材はCANON EOSの7D&5D。ディレクターさんが自身で編集。が、素材に問題が。。。撮影後に一度素材を渡されたのですが、なんと、撮影後のCFからMOVだけをコピーしたもの。
これじゃ「切り出しと転送」が使えない。。。ってことで、AfterEffectsだと思うんだけど、H.264のMOVからDVを作成してオフライン。
そう、「切り出しと転送」使えていないから、素材にタイムコードとREEL名が入っていないんですね。7D自体は記録する、MOVにTCとREEL名は記録しないのですが、「切り出しと転送」を使えば、プラグイン経由でProResへの変換の際に、TC&REELをつけてくれるんですね。
FCP→Resolveのワークフローは、編集済みのシーケンスをEDLにして持っていきます。カット編オンリーであれば、1本化したMOVでもいいんだけど、今回はPV。9割近くディゾルブな感じ。しかも、グレーディング後に試写でカット自体の修正がかかる確率超高し。。。
どうやらこんな場合は、Automatic DuckやBORISのFCPからAAFを吐き出すプラグインで対処するのが、一番っぽい。もしくはひたすら素材にTCを打ち込んでからEDLを書き出すか。。。
時間もなかったので、結局Apple Color&MC Color(現AVID Artist Color)でグレーディング。音は出ないし、リアルタイムじゃないし、レンダリングいるし。
結果、再認識。ファイルベース収録のカメラにおいての制作はやはりデータマネジメントが必須!。
といいつつ、そこにはギャラが必要なんですがね。。。
2011/03/05
2011/03/01
【DaVinci Resolve】レビュー?その1 音声再生とリアルタイムの感動
スタジオ新設の目玉でもあるDaVinci ResolveとDDP。どちらもようやく本格的に稼働開始しました。
今回はDaVinci Resolve for Macの感想。もう圧巻ですね。
誤解を恐れずにいえば、できることはApple Colorと大差ないです。
(いや本当は全然違いますよ。えぇ、色をいじくるって初歩的なところでね)
うちの環境は、マシンがMacPro 4,1の2.93GHzの8コアモデルにメモリが2GB×6枚での12GB(メーカー推奨は6GB,12GB,24GBまぁトリプルチャネルってことかなと)。GPUがNVIDIAのQuadro 4000 for Macが2枚。ビデオI/OがBMDのDeckLink Extreame 3D+。コンパネはTangent Wave(レンタルで使うときだけ持ってきます)
と、Resolve for Macでは多分標準的な仕様です。
メインストレージはDDP 24Dの12TBモデルです。
ここのところ、短編映画を続けて2本作業してみました。
どちらもとても理解あるお客さんで、値引くからお勉強がてらDaVInciでやらせて!とお願いして、いきなり実戦www
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