こんなんゲットしました。
Euphonix社のMC Artistシリーズの一品。
Apple Color 1.5以降専用のコントロールサーフェス「MC Color」
10万ちょっとのFinal Cut StudioのバンドルソフトであるColorでしか使えないっつう、かなりニッチな製品ですね。
お値段なんとおよそ18万。。。。ソフト自体より高いよ。
最初はこんなんいらないだろ、とですね、
KENSINGTONのExpertMouseっていうトラックボールを導入。
確かにマウスやペンタブよりもカラーのインターフェースをいじくるにはよかったんです。なので、ほぼ興味本位でコレ系のサーフェスのデモ機を借りようとしてみたところ。。。
当初はMC Colorが出荷前だったこともあり対抗馬のTangent Device社のWave(CP-300)ってモデルにしようかとおもいきやいろいろゴタゴタあってやめました。
仲良くさせていただいているmusetexさんがEuphonixの正規代理店になられたというニュースを見て「貸して〜」と社長に泣きついてみたところ、快諾。日本に数台しかないデモ機(しかも試作機)をお借りすることに。でデモ機の登場です。
ちょうど270分という殺人的な尺の映画のカラーグレーディングをやっていた期間だったのでいいタイミングです。
このColor君はEuphonixのお得意なEuConというプロトコルで動きます。
Macとの接続はイーサネットです。なので、普通にスイッチングハブにつないでおしまい。
あとはEuCon自体をインストールすればOK。と思いきや、設定用のEuControllからエラーが。MC Colorがみつからないと。
原因は、IPアドレスの設定。こういうのってDHCP利用がデフォルトかと思ってたけど、どうやらうちにくる前の設定が固定アドレスでの使用になっていた模様。そこを設定し直すと順調のセットアップ完了。
Color側のセットアップも3クリックほど。
慣れるためにもせっせとグレーディングをつづけます。尺も尺なんでPrimary Inでの大まかな明るさと色のあわせに終始。
たしかにボールで、ハイ、ミッド、シャドウと一気に画面みながら手先で調整が利くのはいいです。
で、ある程度やりながら、再生しながらホイールを動かしてみると、なんと再生中でも操作を受け付けるじゃないですか!!!
サーフェスなしでColorを再生していると、再生停止しないと補正作業を受け付けないんです。
ですが、MC Colorだと再生中も受け付けるんですね。これすごい。
今までが再生、停止、作業、再生だったのが、再生&作業でいけるとなるとものすごい効率あがります。
しかも、グレーディング情報のコピペも、4つまでコピペできるんです。
というか、コピー用のソフトキーが4つペースト用が4つ。
赤線内の上の段がコピー。下の段がペースト。
これでどう速いかというと。
たとえば、カットバックでの会話のシーン。
まずは最初の2カットをがんばって補正します。このグレーディング情報をコピーします。
すると、コピーボタンがオレンジ色に点灯。
(ごめんなさい写真ないです)
で下の段のペーストボタンを押すと、それぞれの
1個上のコピーボタンでコピーしたグレーディング情報がペーストされます。
なので、最初の2カットを補正、コピーしたらあとは再生。
で、再生しながらカットごとにペーストできるんです!
しかも4種類までなので、引き、寄り2カットみたいなカットバックもお手のなんですねぇ。
これからどんどん使い込んでいこうかと思ってます。
でも、発注はしたものの、まだこないんだけどね。
第1陣出荷で確保してもらいましたので、多分今週か来週には。。。。
0 件のコメント:
コメントを投稿