2014/08/01

【今日の料理】MacProと黒鯛煮込み


ひっさびさの今日の料理。(動画は関係ないです、YouTubeで見つけました、再生しながらお読みください)
いやですね、新鮮な鯛を手に入れたんですよ。
真っ黒い鯛をね。

どん。
今回ご用意したのは、NVIDIA産のGeForce GTX Titan Black!

Kepler世代最強のシングルGPUですね。
CUDAコアは2880
VRAMは6GB
ぴっちぴちの黒鯛です。(くどいよね)

ちなみに、ここまで自分が使ってたのがGTX 580 3GBなので
世代は一つ前のFermi
CUDAコアは512
VRAM 3GB

なので、VRAMは倍。
CUDAコアにいたっては、5倍ぐらいになっております。
といってもそんな素直に5倍まわるわけじゃないけどね。

で、今回は、それに加えて、Quadro 4000君も復活!
なぜかって、それはResolve 11がデュアルディスプレイに対応したからなのです。
さすがにTitanBlackと言えど、1920*1200な画面を2画面描写させて、そしてGPGPUもっていうのはねー。

ってことで、早速調理に取りかかりたいと思います。

はい、大問題。
スロットの空きが足りねー。
MacPro (Early 2009)なので、PCIeはx16が2スロットのx4が2スロット。
いれたいカードは、
○TitanBlack
○Quadro 4000
○DeckLink 4K Extreme
○USB3.0
○4G-FC HBA
はい、5枚。むーりー。

てことで、もはや、あまり使わないので、4G-FCのHBAは諦めました。
そこで問題になったのが、今まで足りない電源を外部から引き込むのに、4G-FC HBAに穴あけて引き込んでいたのですが、出来なくなりました。
挙げ句GUI用にQuadro 4000を復活させると、さらに6pinを1個追加せねばなりません。

復習ですが、旧型MacProには、GPU用に6pinの電源が2個ついてます。
必要なのは、TitanBlackで6pin+8pin、Quadro4000で6pin。。。。
やっぱたりねーーー。

で、今回は穴あけ加工出来るカード無いので、もうあけっぱにしちゃいましたw

うちの場合は、エアコンがんがんにかけてるマシンルームに入れて、サーキュレーター直あてなので、温度的には問題無し。あとはホコリに気をつければ。。。

他の方法としては、内蔵HDD用の電源を流用して、こんなの使って6pin作ったり、6pin+6pinで8pin作ったり
という方法も有りますが、内蔵されている電源も1000Wクラスですし、まー誰も保証してくれないので、みなさん自己責任で真似してね。

ということで、無事換装。


システム側もちゃんと認識しております。

どれぐらい変わったかというと、
定番のStandard Candleでテスト、
580 1枚でHDのブラー4ノードが32fpsだったところ、63fpsまであがったっす。
倍じゃん。みたいなね。

まー4倍にはならないとは思ったけどね。
ただ、秒10コマ程度しかでなかった、HDタイムラインでのF55 4KRAWがディベイヤーをフルにしても23.976fpsリアルタイムで出るようになったので、もう感動です。



あ、ただし、Titan Black、780 6GBなどKepler最新世代のドライバは10.9のみ、
ボード入れる前にNVIDIAのサイトからドライバダウンロードしてインストールしてからじゃないと、起動出来なくなりますので、要注意。
また、システムになんかあって、入れ直すときは、古いグラボじゃないと入れられないので、なにかしら手元に純正世代のグラボは残しておきましょう。

10.8で起動させたい場合は、680か690が限界かな〜。
おいおい、情報はアップしていきますねー。

1 件のコメント:

  1. 前にGPUについて質問させていただいた者です。
    いつも拝見させていただいております。

    前回の質問後、TaitanBlackを購入し田巻さんのブログをみながら換装していたのですが、ブログの最後に書いてあるNVIDIAのドライバとは、どのドライバをダウンロードすればいいのでしょうか?

    サイトをみてみるとTitanBlackのところにはwindowsやLinux用のものしかなくmac用が見当たらなかったため躊躇しておりました。

    CUDAドライバは最新をインストールしています。

    お忙しい中申し訳ありませんが宜しくお願いいたします。

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