Mac、Final Cut Studioの環境では、御手軽にBlu-ray作成、とは行かないのが現状だと思います。Mac OS X自体がBlu-rayを再生不可なんて状況ですしね。
で、日々夢想はしているのですが、WinだろうがMacだろうが一番問題になるのはエンコードですよね。
FCS環境で業務仕様ですと、最近はProRes422でのパケが一般的だと思います。
デッキさえあれば、HDCAMやそこからダウンコンでDVDやVHSなんてのは普通だと思うんですが、プレビュー用にBlu-ray作れない?っていうオーダーがちらほら出てきました。
でも、これ結構キツイ。数分のものならいいんですが、映画とかで90分尺とかになると。。。。
で、いろいろ考えてたんですが、すでに考えついている人もいるかも知れませんが、
僕が思いついたのが、AVCHDの活用。
AVCHD自体は、みなさん撮影素材として使用している人も増えてきていると思います。
確かにカメラも増えてきましたし、画質もソコソコ。
コストパフォーマンスを考えると、今後、テレビ、映画、PV、イベント、どの分野でもすごい速度で普及していくはず。
でも、意外とみなさん知られていいないのが、Blu-rayとの親和性が高いということなんですよね。
AVCHDで撮影された素材のSDカードをMacで見てみると、そのフォルダ構造がBlu-rayと酷似していることに気づくんですね。実はまんま同じと言ってもいいぐらい。しかもどちらもH.264のエンコードですし。
ということで、考えた簡易Blu-rayプレビュー盤ワークフローです。若干初期投資かかります。
MacとFCS、そしてKONAシリーズやMXOシリーズなど、HD-SDIでの再生環境があることが前提です。
1,Blu-rayドライブ(当たりまえですが) 今だと¥20,000前後
2,リアルタイムH.264エンコーダー導入 ここがポイント! ¥267,500(pv-station価格)
3,SDカード&リーダーの導入 数千円
4、ライティングソフト ¥6,980
です。
1のドライブは秋葉館とかで買えますし、3は、AVCHDのカメラを撮影素材として運用していれば問題なし。
結局、問題なのはエンコードとライティングです。
ここで、先程のAVCHD≒Blu-rayという図式です。
4のソフトとして、ピクセラのPixeBurnなんてものを用意すると、AVCHDで完パケがあればすぐにBlu-rayが作成できるようになります。
で、問題の3です。
それを解決してくれるのが、コイツ
PanasonicのメモリーカードポータブルレコーダーAG-HMR10です。
HD-SDIの入力をAVCHDとして記録するニクいやつです。
今までは、POVCAMの収録機器として、HD収録のバックアップ機器として注目されてきましたが、HD-SDI入力をリアルタイムでH.264にコンバートする機器としても注目できると気づいたんです。
H.264のリアルタイムエンコーダーで25万強って、破格の値段だと思うんですよ!しかも撮影時にはバックアップ機器やPOVCAM収録にも使える(笑)
FCSでProRes422(HQ)で完パケ。試写やHDCAM落としの再生中に、HD-SDI経由でコイツで録画。
で、SDカードをMacに読ませてPixeBurnでBlu-ray作成。
意外と安いと思うんですけどね。。。
画質含めて検証してみようと思ってます。
0 件のコメント:
コメントを投稿